味方を信用するのは難しい

 
誤解を避けるために断っておくと、特定の個人、集団に向けて書いたわけではない。
 
 
Dota2ってゲームはチーム戦だ。
チーム戦である以上、そこには大なり小なり信頼関係が存在する。
 
 
 
いくら味方をクソ外人と罵しろうが、supportをピックしたら、carryが中盤以降に試合を運んでくれることを期待する。
本当に何も期待してないならno courier覚悟でjunglerやってるはず。
 
 
 
supportが開幕midへtangoを渡すのだって、スタックをするのだって、ワードを渡すのだって、味方を信頼しないとできない。
 
 
 
僕は普段offlaneしかやらないけど、この感覚はすごくわかる。
3レーンあるうちの1レーンであるhard laneを(多くの場合)捨てて、他の2レーンを味方に託す。
味方のmidレーンが負ければ2/3のレーンが負け、farmレーンすら負ければ全てのレーンが負けたことになり、その試合の負けを意味する。
味方を信頼してないならmidだけやってればいい。
 
 
 
勝敗を味方に託す程度が大きいロールほど味方への期待は当然大きくなる。
それに比例して、期待を裏切られたときのショックも大きくなる。疑心暗鬼になる。
仏でもない限りは何度も期待を裏切られるうちに信頼することが苦痛になる。
 
 
 
ここで言っている信頼の度合いは結局のところプレイヤースキルの高さだ。
自分より上手い人なら何も文句はなくって、安心してそのロールを任せられる。
下手だと感じた人に試合を託すのは精神衛生上よくない。
その人は真面目にプレイしてるだの、人格者だの、死ぬほどどうでもいい。
 
 
 
つまり妥協する以外の方法で、味方を信頼したいならその人が上手になるしかない。
でもDota2を上手になることが難しいんだから、味方を信用することも同様に難しい。
 
 
はなから上達する気がない、見込みがないなら信用しようとすること自体がばかばかしい。